プログラミングスクールに行けるほどの時間とお金がない人は,プログラミングを独学で進めるでしょう。でも必ずやってくる壁。これを乗り越えるための方法を紹介します。
結論:他の理解できる分野をやる。
一択です。わからないのに止まっていてもわかりません。人に聞いてわかるという問題でもないと思います。今なぜあなたが壁にぶち当たっているのか。理由は、脳が概念を理解していないからです。
例えるなら,
- かけ算を理解していないのに割り算の勉強をする。
- 英語がわからないのに英語でレクチャーを受ける。
- 野球というスポーツを知らないのにルール書を読んでいる。
みたいな感じです。そもそも、壁となっている学習内容を受け入れるだけの土台ができていないのです。
ですから、ここは一旦置いといて、別の分野の学習を進めましょう。
僕が実践したことは、
【フロントハックスの関数でつまづく】2回ビデオを見てもわからない。
→【プロゲートで同じ関数をやる】やっぱり理解できない。
→【ドットインストールで同じ関数をやる】手を動かすので理解できた気分になる。けどまだ微妙。
→【ドットインストールで違う分野の配列をやる】プロゲートでもやった配列だったので理解が深まる。
→【フロントハックス の配列をやる】→一気に理解できてエクササイズが自力で全問正解!
というものです。
関数は、【フロントハックス】講師のつよぽん先生もビデオの中で「初心者の壁」だとおっしゃっていました。そのくらい誰もがぶつかるのです。ぶつかってばっかりじゃあ壊れます。壁じゃなくて自分が。だから、ここは「難かしい・・・自分はやっぱり向いてないんだ・・・」なんて自己否定せずに、「ちょっと置いといて、別のわかるものからやろう!」とポジティブに進んだ方がモチベーションを維持できます。だってみなさん何かしらのテストを受ける時、問題番号の順番通りに回答して行かないですよね?自分の得意の分野,解ける問題から先に終わらした方が高得点が出せますよね!これと同じです。プログラミング学習もわかるところから進めていけば良いのです!
プログラミング学習は未知の世界です。僕たちは普段、パソコンやスマホの画面でウェブアプリケーションを見ていますが、その中身は全然イメージができていないのです。言い換えると、見た目とコードが繋がっていないのです。だから理解ができないのです。
これを解決するには、「慣れ」るしかありません。よく聞きますよね。習うより、慣れろ。壁にぶち当たるのは、僕たちの頭の中が、まだコードという概念に慣れていないだけなのです。
だからここでやめてしまうのは非常にもったいない!聞いたことありますか?プログラミング学習を1000時間すると、現場で使えるようなレベルになる。とんでもない数字です。毎日10時間頑張ったとしても100日。3ヶ月と10日です!ここまでやらないと「慣れない」のです。
ですから、挫折しそうになったときは、とにかく「まだ慣れていないだけだ!」と気持ちを切り替えて、別の分野を学習してみましょう。絶対にわかった!が体験できます。そしてそのうち、2回か3回壁にチャレンジして、乗り越えられるのです。
逆上がりがいきなりできる人なんていません。何回か練習して体の使い方を覚えてできるようになるのです。プログラミングも、頭の使い方・思考の仕方を練習して、徐々に慣らしていきましょう!