こんにちは。みやげんです。
今回は、僕が広島でPCR検査を受けに行った話をします。
「梅干しで密回避の工夫をしているな」
「相手目線で物事を考えるのは大事だな」
と思ったので聞いてください。
まず、広島の凄いところは
県民に対して
PCR検査を無料でやってることです。
僕の地元では
補助金を活用しても
2,800円の自己負担がありましたから。
しかも、県外の人に対しても
勤務として滞在するなら無料なので
スーパー凄いです
広島県の本気度が分かります。
僕がPCR検査をしたのは
取引先に不安を与えないためです。
結果が陰性なら対面で
打ち合わせを行う予定にしてました。
それはいいとして。
PCR検査の場所は新天地っていう
ホテルから1番近い所でした。
そこで14時から予約してたんだけど
13時半ぐらいに着いちゃって、
でも僕の他に1組しかいなかったので
すぐ検査を受けることができました。
まず、検査票に
住所とか、勤務先とか、連絡先とか記入して、
唾液の取り方の説明を受けて、
いよいよ本番です。
検査会場は、部屋の壁際に
パーテーション(仕切り)が
ズラーっと並んでいて、
個別にパイプ椅子とゴミ箱が
用意されてます。
そこで唾液を自分で取るのですが、
椅子に座った目の前の壁に
梅干しの写真が貼られていたんです笑
吹き出しました〜
速攻で頬(えら?)がキュ〜ってなって、
唾液が出る出る笑笑
地元を出発する前にもPCR検査を受けたのですが
結構時間かかったんですよ。
2mL以上の唾液を出すって
まあ難しくはないけど、
すぐ出せるってもんでもない。
PCR検査の30分前からは
歯磨きとか、水飲むとか、食べるとかは
ダメなので、
口は結構カラッカラです。
でも、この梅干しを見てからの
人体の反射速度!
規定の2mLを出すのに1分もかかりませんでした。
前回の検査は3分ぐらいかかったんじゃないかな
しかも、今回はもう2mLどころじゃない、
4mLは出ましたね。
イス座る → 検査キット出す
→ 壁の梅干し写真見る → 吹き出す
→ 頬キューってなる → 唾液出る
→ 専用容器に唾液移す → 前より量多くて笑う
→ また写真見る → 頬キューってなる
→ 唾液出る → 専用容器に移す
→ 2倍の量出てる → 終了
これが終わるまで1分もかかってないですよ笑
むしろ検査キットを出したり
片付けたりしてる方が長かったです。
あー面白かった。
PCR検査で楽しめるって
思っても見なかった。
でもこれ、
面白いだけの話じゃないと思うんですよ。
PCR検査を受ける人のことを
考えている
つまり
相手目線で仕事の準備ができている
ってことですよね。
PCR検査を受ける人っていうのは
早くこんなの終わらしたい
コロナでストレスも溜まってる
でも無料だから受けにきた
なんて考えていて
まず、楽しみに来た人はいないですよね。
そんな人たちのために、
すぐに検査が終わるように、
唾液をすぐ出してもらおうよって
配慮した工夫が
梅干し写真なわけです笑
しかもこれ
密を回避する策でもありますよね
検査時間が半分になるわけですから、
回転率も2倍になります。
結果、密を回避できます。
コロナ最初の時期にありましたよね
マスクを買うための行列。
本末転倒。
集まってるやんってね
僕は、今回の広島県の粋な計らいから、
相手の視点に立って物事を考え、準備をすることが大事
だと学ばさせていただきました。
そもそもPCR検査を
無料で実施していること自体ありがたいことですし、
(してない県はそうしてほしい)
目的をよりよく達成するための工夫もしているわけです。
もしかしたら、軽いノリで
「梅干しの写真貼ったらいいんじゃない?」
だったかもしれません。
でも、それってすごい大事な視点だと思います。
僕は今ウェブサイト制作で生計を立てていますので、
ユーザーがどういう文章なら納得してくれるのか
どういうボタンにしたら押しやすいのか
どう見せたらストレスなく情報を受け取ってくれるのか
などを意識してサイトを作っています。
この梅干し写真を見た時、
僕は単純に嬉しかったんです。
もちろん吹き出して面白かったのもありますが、
「あ、自分のことを考えてくれてる」って
気持ちになったんです。
もっと大袈裟にいうと、
心を動かされたんです。
広島県の手の行き届いた仕事のおかげで
僕は「こういう仕事を自分もやりたいな」って
再認識することができました。
梅干しごときでこんなところまで考えるのか
って思われるかもしれませんが、
結構楽しいですよ。
だってこんな日常から
ビジネスをやる上で大切なことを学べたんですから。
それでは今回は、
梅干し写真から、相手の目線に立つ大切さを学べた
ってことで締めたいと思います。
ありがとうございました。
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