侍エンジニア塾は、オンラインマンツーマンレッスンのプログラミングスクールです。塾生の希望に合わせてインストラクターが個別のオーダーメイドカリキュラムを組むのが最大の特徴でもあります。
このオーダーメイドカリキュラムに欠かせないのが、塾生の目標(到達点)です。自分が将来何になりたいのか、どう生きていきたいのか。ゴールを明確にし、そこから逆算して今の自分に必要なものを学習していく。。。
僕はこの塾に通い、自分のゴールをインストラクターの方にお話ししました。すると、インストラクターの方は、現役エンジニアとしての現場経験からいろいろな視点をお持ちなので、たくさんのアドバイスをくれました。
その中で分かったことは、「対話をすることで、より自分の目標は明確になる」ということです。自分の意見と、インストラクターの意見を比べ、「じゃあ自分はどの道に進みたいのか」というものがはっきりしてきました。
ですから、以下の記事を読んで、「対話をすることが大切だ」ということを少しでも理解していただけたら幸いです。
・この記事を読むと分かること
自分の目指す将来について、対話をすることが大事な理由
素直に、就職したい会社を伝えることから始まった。
なぜこの塾に入ったのか。1番わかりやすい目標だと思います。僕は、「残業時間0」のホームページ制作会社に就職したい旨を伝えました。
職種は「デザイン・制作」です。募集要項にはHTML・CSSの知識が必須と書かれていました。
すると、インストラクターの方が助言してくださったことは
これ、エンジニアではないですよ。
でした。
理解できますか?僕にとっては衝撃的でした。あとでちゃんと調べたところ、HTML・CSSは、プログラミング言語ではなくて、マークアップ言語と言われる部類です。
インターネット画面上の「見た目」をつくる言語であり、プログラムではないのです。
一般的には、マークアップエンジニアと呼ばれているようです。
ここで、自分がどうなりたいのか?という問いができました。
そう、エンジニアになりたいのか?それともマークアップエンジニアになりたいのか?ということです。
そこで、僕はインストラクターに自分の気持ちを伝えます。「今自分がイメージできているのは、マークアップエンジニアです。認識は甘かったですけども、サーバーサイドのプログラミングより、目に見えるウェブサイトを作りたいです。」
すると、インストラクターは現場の状況を教えてくれます。
デザイナーや、マークアップは単価がとても低いです。やりたい人がいっぱいいて、もちろんトップデザイナーは給料は高いですが。
その点、プログラマーは比較的給料面では恵まれています。
みなさんはどう考えますか?これには、以下の問いが生まれてきます。
「やりがい・すきなこと」を求めるのか?「お金の安定性」を求めるのか?です。
これには、ちょっと言葉をつまらせました。やっぱり、本音として、「お金を稼ぎたい」という気持ちには逆らえなかったからです。
そして、インストラクターはこんなことも親身になって心配してくれました。
もし、この会社で採用が決まらなかった場合、他の候補はありますか?プログラミング技術を身につけていれば、候補先は増えます。
もし、フリーランスとしてのマークアップエンジニアだとしても、かなりの営業をかけないと仕事を獲得するのは難しいと思います。
現場の厳しさをしっかりと教えてくれました。
この助言のおかげで、考えなければいけない問いがまた増えました。
「この会社以外でも就職できればいいのか?」「フリーランスという道は、険しいから、就職するのか?」
ですね。これに関して、今考えていることは、「この会社に憧れている。他の会社は考えられない。」「他の会社にいくぐらいなら、フリーランスの方がいい」という結論です。
しかし、そうなってくると、2つ目の問いの答えも決めなければいけません。
「お金よりも、やりがいをとる」かどうかですね。
正直、怖いです。フリーランスで自分の好きな時間に好きな仕事をして生活をしていくというのは、一見すると素晴らしいですが、先が見えなくなる可能性(お金がないこと)もある。という不安にも打ち勝っていかなければならないからです。
でも、ここで考えられることが2つあります。
フリーランスとしての道が険しいのであれば、もし険しい道を歩けた際には、逆に就職は簡単なのではないか。
不安を消せるぐらいの技術力が身につけば、お金の心配も自然となくなるのではないか。
僕の思考は以上のように固まっていきました。自分の目指す将来が見えてきたのです。
まとめ
インストラクターとの対話のおかげで、より自分と向き合うことができました。この記事で伝えたかったのは、
自分の将来を正直に話すことで、それに対する意見がもらえる。その意見と、自分の気持ちを再度すり合わせることによって、より目指す将来の具体性が増す。
ということです。
気をつけて欲しいのは、他の人の意見を鵜呑みにはせずに、自分の意見とのすり合わせをする材料だと捉えることですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。