こんにちは。みやげんです。
本日は、キャッチコピーを変えるだけで成果が出た話をします。
秘密保持契約があるので、ふわっとした例での説明を了解していただける方だけ、お読みください。
宣言から→問いかける文脈にした
例えば、以下のコーヒー屋さんのキャッチコピー、どちらが飲みたくなりますか?
- 産地厳選引き立てコーヒー届けます
- 引き立てコーヒーはいかがですか?産地厳選しています。
前者は「届けます」と宣言していますよね。
一方で後者は「いかがですか?」と問いかけています。
こんな感じで、問いかける形にキャッチコピーを変えたら、成約率が3.5倍になりました。
必要なのは「ユーザー心理を深く読む」
「問いかけの文脈にすると成約率が上がった」を深く読み、普遍的に使えるようにすれば、スキルが1UPします。
聞かれたから、答えた。
「届けます」って、一方的ですよね。
「いかがですか?」って、双方的ですね。
ここに、原理があると僕は考えます。
「いかがですか?」は、コーヒーを飲む決定権を、ユーザーに与えています。
だから「飲みたい」と思ったユーザーは、買うのです。
洋服買う時、「これ人気ですよ」って、やたら自分のいいと思ったものをすすめてくる店員いませんか?
こっちは聞いてないのに。
いや、決定権はこっちだから。みたいな。
キャッチコピーも一緒。
商品アピールをぐっと我慢して、お客さんに決定権をあずけてみませんか?
もしかしたら変わった反応が出てくるかもしれませんよ🤗
僕今、問うてましたね笑
気になったから、証拠を探した
成約率が3.5倍になったのですが、それを裏付ける他の数字もあります。
平均ページビュー数が、1.5ページ増えたのです。
平均が1.5ページ増えるのは凄いです😅
単純に考えても、1番多い人は3ページも読んだことになりますから。
これも、ユーザー心理をひも解いてみましょう。
コーヒーいかがですか?と言われてすぐに「じゃあ買います」とはいかないのです。
ユーザー心理は、「じゃあ、試してみようかな。どんなコーヒーがあるのかな。本当に産地厳選してるのかな?」
です。
ユーザーは、コーヒーを飲みたいけど、すぐには信用しません。
どんなもんだか「証拠」を探します。
だから、他のページを読んだのです。
これを読み解けないと危険です。
キャッチコピーで問いかけておいて、その証拠となるコンテンツが用意されていなかったら?、、、成約率は上がりません。
「美味しい引き立てコーヒーが飲める証拠ページ」が用意されて初めて、「問いかけのキャッチコピー」が活きるのです。
あらゆる要素が噛み合って結果が出る。
いかがでしたか?
簡単ではありますが、キャッチコピーの成果から、今後につながるための要素を抽出してみました。
このように、良い成果から「原理」を見つけることで、他にも使えるようになると僕は考えます。
FacebookよりもTikTokがいいとか、目先のテクニックではなく、「なぜTikTokがいいのか」と、そこにある「ユーザー心理」をひも解くことが重要です。
ちなみに、TikTokがいいのは「短くて分かりやすくて、面白い」からだと考えます。
校長先生の話が嫌われるのは「長くて難しくて、面白くない」からです。
となると、Facebookでも「短くて分かりやすくて、面白い」にすれば、いけるのではないか?・・・と思考が変わります。
原理を見つければ、あらゆる場面で応用が効きます。
あなたも、1つの成果から、そこにある原理を深読みしてみてください。
ありがとうございました!